背骨が曲がっている

背骨が曲がっていると言われました、、、

背骨が曲がっていると言われました、、、

医師やご家族などに、背骨が曲がっていると指摘された場合には、他に痛みなどの症状がなくても、一度当院にご相談ください。
主に、側弯症(脊柱側弯症)の可能性を考えた診断、治療を行います。

背骨が左右に曲がっている、、、

背骨は通常、前後から見ると真っすぐになっています。
真っすぐであるはずの背骨が、左右に曲がっている状態を「側弯症(脊柱側弯症)」と言います。

「側弯症」とは

何らかの原因で、背骨が左右に弯曲している状態です。思春期の子ども、特に女性に多く発症します。
初期には特に症状がありませんが、その後次第に弯曲が強くなり、胸郭の変形を招くため、肺機能に悪影響を及ぼすことがあります。また左右の肩の高さが違う、背中から見て明らかに背骨が曲がっているといった、見た目のことでお悩みの方も少なくありません。

背骨が曲がっているかチェックする検査方法

背骨の弯曲の有無を調べる検査には、以下のようなものがあります。

直立検査

鏡に向かって立ち、肩・腰の高さに左右差がないかをチェックします。
またご家族がいらっしゃれば、背中側から見ていただき、肩甲骨の位置や盛り上がりの左右差についても有無をチェックします。
肩・腰の高さ、肩甲骨のいずれかに左右差があれば、背骨の弯曲を疑われるため、受診してください。

前屈検査

立った状態から、背中を伸ばしたまま、90°の前屈をします。腕は力を抜き、真っすぐ下に垂らしてください。この状態で、ご家族などに肩甲骨の盛り上がりの左右差をチェックしてもらいます。
左右差がある場合、背骨の弯曲が疑われるため、受診してください。

背骨が横に曲がる「脊柱側弯症」の原因

はっきりとした原因の分からない脊柱側弯症が、全体の80%以上を占めています(突発性側弯症)。
その他、先天的な背骨の奇形、外傷、筋肉・神経・組織の異常、腫瘍など、原因が見つかるケースもあります。

大人の側弯症

大人の側弯症

発症は思春期の子どもに多いものの、その時点では気づけないケースが少なくありません。
年齢を重ね、弯曲が少しずつ強くなり、大人になって気づく・受診する人もいらっしゃいます。大人になってから進行することがあるため、気づいた時点でお早めにご相談ください。

背骨が横(左右)に曲がっているのを治す方法

側弯症の診断

受診していただいた場合も、まずは直立検査・前屈検査を行います。
視診・触診も行った上で、レントゲン検査を行い、診断します。

経過観察

弯曲の程度が軽く、特に自覚症状もないようでしたら、経過観察を行います。
定期的に検査を行い、進行状況を確認します。

装具療法

15歳以下の患者様の場合、進行を抑制するために装具療法を行うことがあります。

手術

装具療法を行っても進行していく場合・進行が予想される場合には、将来的な肺機能への影響などを考慮し、背骨の弯曲を矯正する手術を検討します。
手術後は3週間の入院が必要であり、半年以上の運動制限(体育の禁止)があるため、受験年を避けるなどしてタイミングを調整することが大切になります。

側弯症のリハビリテーション

日頃の姿勢チェック

背骨の上には、5~7kgの頭が乗っています。
背筋が真っすぐであれば、筋肉を使ってバランスを保つ必要はあるものの、背骨全体で頭を支えることができるため、負荷が分散されます。
一方で前かがみになったり、左右に傾いていると、負荷が偏り背骨の弯曲やその進行の原因となります。
立っている時、座っている時など、常に背筋を真っすぐに伸ばすことで、背骨への偏った負荷を予防しつつ、筋力の強化を図りましょう。